頸部脊柱管狭窄症の治療方法|悪化を防ごう

医者

コリに隠された深刻な病気

疲労が原因ではないコリ

女性

肩や首にコリを感じることがあります。そして多くの人は、その原因を疲労などと安易に考えがちです。確かに疲労が原因でコリを感じる場合もあるのですが、違うことが原因でコリを感じることもあります。その1つが、頸部脊柱管狭窄症です。頸部とは首のことで、脊柱とは背骨のことです。脊柱の内部には脊柱管というトンネルがあり、その中に脊髄や神経根があります。脊柱管が狭窄、つまり狭くなることで脊髄、神経根は圧迫されてしまうことになりますから、コリを感じるようになるのです。頸部脊柱管狭窄症を発症する原因は、いくつかあります。生まれつき脊柱管が狭い場合もありますし、怪我が原因で脊柱管が狭窄してしまう場合もあります。ただ、頸部の脊柱は重い頭を支えていますので、常に負担がかかっています。つまり、加齢も頸部脊柱管狭窄症の発症原因となりますですので、それなりの年齢に達しているのならば、コリを疲労が原因だとするのではなく、頸部脊柱管狭窄症を疑うべきだと言えます。

早期治療の必要性

なぜ、頸部脊柱管狭窄症を疑うべきかというと、放置すると重症化してしまうからです。肩や首だけに現れていた症状は、やがて腕へと広がり、握力の低下や指の動きが不自由になるといったことを招きます。それどころか、内臓や血管に悪影響を及ぼす可能性もあります。また、重症化してしまうと手術を受けなければならなくなってしまいます。どんな手術であってもリスクはあるのものですが、頸部脊柱管狭窄症は首の手術ですから、殊更、リスクは高くなります。ですから、頸部脊柱管狭窄症は早期に治療を開始することが大切なのです。手術以外の治療は痛みを和らげることを目的としていますので、頸部脊柱管狭窄症自体を治すことにはなりませんが、それでも治療の開始が早ければ早いほど、高い効果が得られます。